なんで11時?news
2024年9月18日
1年生が時計の勉強に入りました。
「手元の時計(おもちゃ)で、11時をつくってみて」と課題を与えられ、苦労しながら11時を作ります。
ほとんどの子が、習ったとおりに11時を作ることができているようです。
でも学習はそれでは終わりません。
「どうしてそれが11時なの?」と先生が問います。
「?」子供たちは困ります。
自分が作った11時の理由を答えなければなりません。
求められているのは言語化です。
「えっと。これは3時でしょ、これは6時ってならったでしょ。だから…短い方の針を11に合わせると…これが11時になります。」
すばらしい!
すでに知っている3時や6時を使って11時を想像したってことですね。
少しまどろっこしくなりますが、やはり言語化は大事です。
余談ですが、その説明に対してこんな鋭いツッコミをした子も!
「今のでわかるんだけどさぁ。3時、6時…11時っていうふうに短い針だけが動くことはないと思うんだよね(長い針も一緒に動いてるはずでしょ)。」
と、先ほどの説明をした子が、長針を止めたまま短針だけを動かしていたことに対する鋭い御指摘。
まぁ、確かにそうですが…「説明のため、便宜上長針をとめたまま短針を動かします」という一言がなくても意を酌んであげるのは、1年生にはちょっと難しかったかな。