権利を主張するより優しい方法news
2024年12月10日
5年生の道徳の授業で権利について学んでいます。
とあるテーマパークでショーを見ようとしていた親子。
小さな娘が少しでも見やすいようにと、父親は娘を肩車します。
すると父親はテーマパークのスタッフから、「後ろのお客様が見えにくくなりますので肩車はおやめください。」と注意されてしまいます。
後ろの客は、前の客(父親)が肩車ををやめてくれれば、ショーが見やすくなります。
しかし、肩車をやめれば自分の娘にはショーを見せてやれない。
後ろの客にもショーを見る権利はあるが、自分の娘にだってショーを見る権利はあるはずだ。
父親はもやもやします。
人と人が争ってしまう時はこういう権利と権利がぶつかりあう時なのです。
今日の授業では「どちらもの権利を大切にしてあげたいんだけど…」という願いを形にする方法を考えました。
「子供は前、大人は後ろみたいに場所をわけちゃうのもいいかも。」
「子供エリア、いいね。」
「小さい順に並んだら見やすいんじゃないかな?」
「大人と分けられないくらい小さい子もいるだろうから、エリアを分けずにとにかく全員が座って見るというルールにしたら公平なんじゃない?」
「会場全体を広くしたら、人と人との間ができて見やすくなるかな。」
これらすべてが実現可能なものかはわかりません。
しかし、権利を強く主張して、人と争うより、こちらのほうがはるかに建設的です。
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保護者限定になりますが、以下のURLでも同じ記事を紹介しています。
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