ともに考えるnews
2024年5月2日
理科の授業の1コマ。
「植物の発芽に必要なものはなんだろう?」
という問いに対して、子供たちが自由に発言をします。
「土」「肥料」「水」「人」「環境」「日光」「酸素」「二酸化炭素」「場所」…。
ひとしきり言い終わると、先生が少しだけ背中を押します。
「いらないものもあるの?」
子供たちはしばらく考えた後、言い始めます。
「酸素はいらないんじゃないかな。植物は呼吸をしないと思うから。」
「へぇ~!はじめてきいた。」
「呼吸をしないかわりに二酸化炭素が必要なんじゃないの?」
「そうだねぇ。」
「日光は必要だよね。」
「水も。」
「肥料は、あればいいけど、最低限のものって考えるといらないものに入るんじゃないの?」
予想が自由に言えるって本当に素敵なことです。
「正解」だけを求める学びよりもはるかに自由だからです。