もう無限の小数に悩まないnews
2024年9月27日
10は5の2倍。
5は10の0.5倍。
50は40の1.25倍。
40は50の0.8倍。
子供たちは割り算を使ってすらすらと計算して答えます。
今日の問いは「35cmのリボンは105cmのリボンの何倍?」です。
35÷105…
子供たちはすぐに式を立て、計算を始めます。
「0.33倍」誰かがつぶやくと、すぐに他の誰かが続きます。
「いや、これ無限でしょ。」
0.3333…と無限に続く少数を、なんとなく0.33とするのははたして良いことか、悪いことか。
0.3333…=0.33ではないのでやっぱり何やらすっきりしません。
35÷105=105分の35。約分して3分の1。
「3分の1倍?でも、なんか変だな。そんなの聞いたことない。」
それに対してこんなつぶやきも少し聞こえます。
「いいんじゃない?3分の1は1÷3ってことで、1÷3=0.33333…のことなんだから。」
3分の1倍なんて聞いたことないのですから当然です。
初めて知ることなのですから。
でも、過去に学習したことを使いながら「3分の1倍でもいい」という新しい方法を確認しました。
これでもう無限に続く小数に悩むことはありません。