牧之原市立菅山小学校

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実験あるあるnews

4年生の理科。
「空気の大きさ(体積)は温度によって変わるらしい」ということを学習した上で、それが本当かどうかを確かめようとしています。

体積を調べるためには、まず「閉じ込められた空間」を作らねばなりません。
そのための道具は…ビーカーや、フラスコ、試験管、ビニール袋、風船…いろいろなものが思い浮かびます。
ビニール袋や風船は形が変わってしまい、大きくなったか小さくなったかがはっきりわからないので、今回は却下し、試験管で実験をします。

試験管にガラスパイプをつなぎ、その中に水滴を閉じ込めます。
その水滴の位置が、現在の試験管内の空気の量を表します。
水滴の位置にペンで印をつけておき、試験管を冷やした時に水滴が下に動けば、体積が小さくなったことになり、上に動けば体積が大きくなったことになるという仕掛け。

気体の体積(大きさ)という目に見えにくいものを、可視化するすばらしいアイデアです!

ここまではよかった…。

実験が始まります。
グループごとに嬉々として取り組みます。
「あ!水滴が動いた!」
「ほんとだ!動いている!」
私は聞きました。
「どっちに動いた?」
子供たちが答えました。
「う~んと、下!下に動いた!」
私はさらに聞きました。
「下に動いたんだね。そのことから、何がわかる?」
子供たち、
「・・・・・・・・・・・・・?」

実験あるあるです。
実験の結果まで見たのに、そこから何がわかるのかが「?」になってしまう。
何のための実験だったのかを思い出さなければダメですね。

おかしくて、笑いが止まりませんでした。

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