実験あるあるnews
2024年11月21日
4年生の理科。
「空気の大きさ(体積)は温度によって変わるらしい」ということを学習した上で、それが本当かどうかを確かめようとしています。
体積を調べるためには、まず「閉じ込められた空間」を作らねばなりません。
そのための道具は…ビーカーや、フラスコ、試験管、ビニール袋、風船…いろいろなものが思い浮かびます。
ビニール袋や風船は形が変わってしまい、大きくなったか小さくなったかがはっきりわからないので、今回は却下し、試験管で実験をします。
試験管にガラスパイプをつなぎ、その中に水滴を閉じ込めます。
その水滴の位置が、現在の試験管内の空気の量を表します。
水滴の位置にペンで印をつけておき、試験管を冷やした時に水滴が下に動けば、体積が小さくなったことになり、上に動けば体積が大きくなったことになるという仕掛け。
気体の体積(大きさ)という目に見えにくいものを、可視化するすばらしいアイデアです!
ここまではよかった…。
実験が始まります。
グループごとに嬉々として取り組みます。
「あ!水滴が動いた!」
「ほんとだ!動いている!」
私は聞きました。
「どっちに動いた?」
子供たちが答えました。
「う~んと、下!下に動いた!」
私はさらに聞きました。
「下に動いたんだね。そのことから、何がわかる?」
子供たち、
「・・・・・・・・・・・・・?」
実験あるあるです。
実験の結果まで見たのに、そこから何がわかるのかが「?」になってしまう。
何のための実験だったのかを思い出さなければダメですね。
おかしくて、笑いが止まりませんでした。
ほかほかコメントを受け付けています!
↓ ↓ ↓
https://forms.gle/qydAPj7AK8BhD12j6
保護者限定になりますが、以下のURLでも同じ記事を紹介しています。
(こちらでは、1記事について画像が3~6枚程度見られます)
↓ ↓ ↓
https://makihagu.net/