牧之原市立菅山小学校

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何がしたいの?news

6年生の算数。
ちょっと変わった立体の体積を求めようというものです。
少し考えれば、いろいろな答えの出し方が見えてきます。
2つの直方体に分割して、体積を求める児童。
3つの直方体に分割して、体積を求める児童。
大きな直方体の体積を求めてから、欠けている部分の体積を引いて考える児童。
どれも全部正しい考え方です。
一つの考え方ができた児童の中には、別の考え方でも同じ答えになるかを試してみたいと考える児童も出てきます。
それまた、思考力を向上させる上でとても大事なことです。

さて、授業の後半に入り授業者が、「こういう考え方をしてくれた子がいるんだけどさぁ…この考え方、惜しいよね。」と言いながら、黒板に数式を書き始めます。

8×12-4×8×5=

児童の頭の中の「?」がふくらみます。
この式を立てた子は何がしたかったのかを一生懸命に考えます。
ともに学んでいく中では、この「意を酌む」という行為がとても大切になります。
相手は何がしたいのか、相手は何が言いたいのか…と。

意を酌んだ結果、今日の授業では、この式には()が足りないという結論になりました。(×5が抜けているわけではありませんよ)

相手に自分のやり方を強引に押し付けることよりも、相手がどんな考え方をしたいのかを考えてみる。
そうすることで、相手にとっても、自分にとっても深い学びになります。

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